父「明日自転車でお父さんと京都から和歌山に2人で水族館や海に行って美味しいご飯を食べに行こう！ 写真を撮りながら走って少しだけモデルになって欲しいなあ。」
娘にそう色々な楽しそうなことを投げかけるも
娘「お父さんと二人なんて絶対嫌だー！”やだー！いやだー！！」
静かな夜中の住宅街に泣き叫ぶ娘の声・・・
困った、E−bikeで子供と一緒に色々なところに行けるという夢のような企画がスタートするというのに始まる前から打ち砕けそうになっていた。
父「頼むから行こうよ」
息子「モデルになれると言ったからセリフを覚えないといけないと思っているんじゃない？」と言っている。確かにそうかもしれない。
父「セリフは覚えなくてもいいから。ニコって笑うだけだよ〜。」
無視・・・何を言ってもギャンギャン泣いている。。。だめだ
さんざんのアプローチも虚しく、泣き止む気配はなく、最後のトドメは、娘の「頼むから一緒に行かないで」という涙の嘆願。今まで見たこともないお願いする顔をみるなり、もう無理だ。明日は和歌山に行くのをやめよう
会社のチームにメッセージを入れる。“娘がどうしても一緒に行ってくれないので、明日の撮影は断念します”なんとも悲しい…
そして1週間が過ぎる
どうしたら一緒にe-toolで遊びに行ってくれるか？
考えに考えた末、まずは遠くとか大それた計画はやめて、一番身近なところへ行ってみよう。そうすれば行ってくれるかも。
ということで、残暑の残る日曜日。気温は33度はあり、絶好の外へ遊びに行く天気に！
父『暑くなってきたから、川でも行こうか？？』
娘『いいね いきたい！』という快諾を頂戴する。兄と姉も一緒に行くことに。
すぐに用意だ！
まだ泳げないから浮き輪が必要だよな、そして暑いから水筒、おやつに、ビーサン、アミ、着替えに、タオル。バタバタと、てんこ盛りの荷物をe-toolに乗せて出発だ！
なんと自然なストーリー。やっぱりこれだよな….
さて、家から川まで行くのに、どこを通って行こうか。
子供もいるし、大きな道路は避けて、車では通らない小さな路地を行ってみよう。
昔ながらの道は、区画整理されていないから、有機的でワクワクする。
幸運にも家の周りにそのような道がまだ多く残っている。
色々な発見があり、突然のダートもあった。
昔からある綺麗な用水路やひっそりとあるお寺、かわいい猫ちゃんなどに出会い、子供と満喫しながら川へ向かう。
とっても暑く、水筒の水もカラカラに。
そしてのんびり進み、ようやくお気に入りのスポットへ！
着いたー！泳ぐぞー！やったー！子供も大はしゃぎ。
それにしても綺麗なんです！ 家から自転車で行ける距離にこの自然がある京都というのは本当に恵まれた場所だと思う。自然の豊かさと文化の織り混ざりが最高なんです。こんな自然と街が近い都市ってなかなかないですよね。
さらには釣りもできるこの場所。ニジマスに鮎もいるここは僕のお気に入りスポット！
1番のチビの娘は泳げないからずっと背中に乗って一緒に泳ぐ。
上の子は滝のような場所に行き激流に呑まれて超楽しそう。
真ん中の子は怖がりものだから、慎重に浮き輪に乗ってぷかぷか〜
４時間は遊んだろうか。思う存分遊んでくたくたになった頃にそろそろ帰るぞ〜
帰りは浮き輪も乾かしながら心地よい古道にて帰る。
途中、鳩を祀ってある八幡宮にて休憩。
ここは少しユニークな八幡さんなんです。子供のすくすくとした成長を願った八幡さん。
境内には子供の時に使った、よだれ掛けがずらりとたくさんかけられている。
思いの詰まった、よだれ掛けには色々な感謝の言葉が書かれている。
子供の成長とともに涎掛けを使わなくなった頃に、八幡さんにありがとうの気持ちと一緒に持ってくるのだとか。
お参りをし、鳩に餌もあげ、ほっこり。
鳥居をくぐると噴水に夕日が当たり虹のようになっていた。わおー
さあもう少しだ！帰ろう。帰ったらスイカが待っている！
最後、家の前は１５％ぐらいの激坂があるのだけれどe-toolでお気楽に登っていけた。
ガブリとスイカにかぶりつく娘。
今まで車で行くことが多かった近くの川。
自転車で行くからこそ、色々な楽しみや発見があり小さな旅に！そして子供たちも大満足。
電動で楽々＋たくさん載せることができるe-toolがあったからこそできた小さな旅。
次の週末は、どこ行こう〜
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