パフォーマンスを最大限に引き出し、バッテリーを安全に長持ちさせるための重要なポイントをまとめました。大きな事故にも繋がる大切な内容です。
e-bike用のバッテリーに限らず、一読をお願いいたします。


1. バッテリーの正しいメンテナンス

日常的な汚れや水分は、バッテリーの劣化や接触不良の原因となります。
正しい手順で、定期的にメンテナンスを行いましょう。

作業前の準備
安全のため、作業前には必ず電源をOFFにしてください。

本体の清掃
バッテリー本体や樹脂部分の掃除をする際は、水で濡らした布をかたく絞って拭いてください

端子部のメンテナンス
バッエリーを接続する端子部分は、サビや腐食によって通電不具合が起こる可能性があるため、念入りに汚れを落としてください。

やってはいけない洗い方
内部への浸水につながるため、高圧洗浄機の使用は禁止されています。
また、バッテリーを直接水洗いも厳禁です。

正しい乾燥方法
表面に残った水滴は柔らかい布で拭き取ります。
乾燥させる場合は、屋内か風通しのよい日陰での「自然乾燥」が鉄則です。
ドライヤーで熱風を当てたり、直射日光で乾燥させたりすると、内部の結露の原因となるため避けてください。


2. バッテリーの適切な保管方法

乗らない期間の保管環境が、バッテリーの寿命を大きく左右します。

最適な充電残量
コンディションを良好に保つ最大のコツは、「容量を使い切った状態(0%)」や「満充電の状態(100%)」で長期間保管しないことです。容量ランプが2〜3個点灯(残50%程度)している状態が保管のベストな目安です。

長期保管時のチェック
長期間にわたって自転車を使用しない場合は、6カ月に一度を目安に電池残量を確認してください。
もし容量ランプの点灯が1つ以下になっていたら、2つか3つ(残50%程度)点灯するまで充電してから再び保管してください。

保管場所と温度
バッテリーを保管する際の温度は、20℃前後が最適です。
直射日光や雨の当たる場所や、真夏の炎天下の自動車内など、50℃以上になる高温下での放置・保管は液漏れや破裂、発火の恐れがあるため禁止です。
またバッテリーの寿命を削ってしまう原因にもなります。

安全な置き場所
万が一の事故を防ぐため、バッテリーはペットや乳幼児の手の届かないところに保管してください。


3. 安全に乗るための正しい使い方

バッテリーの故障や事故を防ぎ、安全にご使用いただくためのルールです。

温度範囲を守る
バッテリーの動作温度範囲外での使用や保管は故障や発火の原因になります。
放電時(走行時)は-10℃~50℃、充電時は0℃~45℃の範囲内で使用してください。

充電時の注意
充電を行う前に、充電ポートおよび充電器のプラグに水分が付着していないか必ず確認してください。

コンセントが抜けかけたままの充電
充電器の電源プラグがコンセントから抜けかけた状態での充電は、火災の原因になるおそれがあります。

物理的ダメージ・熱源の回避
バッテリーに強い衝撃を与えないでください。また、火気やストーブ類などの熱源の近くで使用したり、放置したりしないでください。